- 2017-7-3
- 生き方
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50代からの生き方・キャリアサポーターのマリーです。
「人生には戦略が必要だ」
これは先日50代の経営者の方とお会いしたときの言葉です。
正確に言うとこの言葉の前に「女性には」がつきます。
このブログは45歳から上の男女を読者に想定して書いていますので
私はあえて女性に限定せずに、この言葉を考察してみたいと思います。
人が与えられた人生を全うするために、最後まで経済の支えが必要です。
若いときは体力もあるため老後の生き方を考えることもないでしょう。
40代も半ばを過ぎると親の介護が始まる人も出てくるでしょうし、
まだ子供にかけるお金も必要である場合もあるでしょう。
そんな時に自分自身が働けなくなったときにどうするか…。
そういうこともリアルに考えていかなくてはならない年齢に差し掛かったことを
嫌でも意識せずにはいられません。
私の場合は自身の後半生の生き方を強く考えるようになったのは40代前半でした。
当時はフリーランスのコピーライターとして活動していた時期でしたが、
ある病をわずらい、時には徹夜もしなければいけないような体力勝負の仕事が
できなくなってしまったのです。夫のおかげで仕事をしなくなっても
突然困ることにはならない状況でしたが、自分自身の人生をあきらめてしまうようで
とても悩んだ時期でした。
そんなときに出会ったのがキャリアコンサルタントの資格。
「自律的なキャリア形成」
自分の人生は自分でデザインしていくもの。
今までどう生きるかを深く考えてこなかった私にとって
強烈なメッセージとなる言葉でした。
そこで私は約5年の間パートの事務職員として一定の収入を確保しながら
キャリアコンサルタントになるための勉味を始めました。
そして5年後の今、大学生向けの就職相談窓口でキャリアコンサルタントとして
働きながら、一般の企業向けの面談業務も行うというキャリアチェンジを
するに至ったのです。
事務職をしている仲間からは、このキャリアチェンジについてとてもうらやましがられました。
皆50代。パートなので定年まで勤めても退職金が出ることはありません。
会社を辞めた後は細々と年金で暮らしていくことになるが、やっていけるか
どうか不安だというのです。
ならば猶更、今からでも老後の生活設計を戦略的に見つめなおすべきではないでしょうか。
どう生きるのか。どんな暮らしをしていきたいのか。
そのためにはどういう手段を使えばよいのか。
今こそ自分のこれまでに得てきた強味を総点検して、今後に備えて
戦略を立て直す時期ではないでしょうか?
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